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新千歳空港国際アニメーション映画祭2015 2015.10.31Sat – 11.3Tue 会場:新千歳空港ターミナルビルにて開催

2015.10.31(土) - 11.3(火・祝) 2015.10.31(土) - 11.3(火・祝)

AWARDS

新千歳空港国際アニメーション映画祭2015のコンペティション作品としてノミネートされた作品のなかから、4人の国際審査委員による厳正な審査を行い各賞を決定いたしました。

グランプリ

インターナショナルコンペティションに51作品、日本コンペティション10作品にノミネートされた作品の中から新千歳空港国際アニメーション映画祭2015のグランプリに選ばれたのは…

Teeth

監督名 : Tom Brown, Daniel Gray

2015年 / ハンガリー,アメリカ,イギリス / 0:05:56 / a Holbrooks production

物事の本当の価値は、すぐさま満足を与えてくれるかどうかによってしばしば隠されてしまう。不幸なことに、そうして無視されてしまったものは、大抵の場合そのまま失われてしまう。間違った方向に強烈なフォーカスを当てる男の人生を、彼の口内への執着の歴史に沿って描いていく。

Tom Brown, Daniel Gray

トム・ブラウンとダニエル・グレイの二人は映画学校で出会い、彼らの卒業制作『t.o.m.』は世界中の映画祭で多くの賞を受賞した。二人は現在ニューヨークとブタペストに住んでいるが、異なる大陸・タイムゾーンを超えて、Holbrooksという名での共同制作を続けている。

受賞理由

この作品は、審査員全員に強い印象を喚起し、長い長い議論をもたらすとともに、アニメーションが芸術として何をなしうるか、私たちの考えに挑戦してきます。卓越したアニメーションの技巧で観客の臓物(ぞうもつ)に効くような効果を作り出し、ひねくれて恐ろしい旅路へと観客を深く引きずり込みます。完璧なツールを探求することについての奇妙で見たこともない物語が、ディテールやデザインへの優れた感覚によって美しく語られています。

日本グランプリ

ズドラーストヴィチェ!

監督名 : 幸 洋子

2015年 / 日本 / 0:05:36 / 東京藝術大学大学院アニメーション専攻

ある夏の日、海辺でロシア語を教えるおじさんに連れられ一緒に街へ出かけた。すると、見慣れたはずの街が普段と違う視点で見えてきた。おじさんは明日もきっと海辺にいるのだろう。

幸 洋子

1987年愛知県生まれ。2010年名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科卒業。2015年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。

受賞理由

横浜の港の町の生活を描くこの短編作品は、普遍的なテーマの選択のみならず、自分が生きる環境を語ろうとする監督の欲望により、日本の若手作品のなかで卓越したものとなっています。生き生きとしたアニメーション技術を詰めこんで、ある時代・ある場所の、遊び心に富んだ印象的なスナップショットとなっています。

新人賞

トゥー・フレンズ

監督名 : Natalia Chernysheva

2014年 / フランス / 0:04:02 / La poudriere / La poudriere

違った世界出身の二人は、たとえ親友であったとしても、理解に困難が生まれることがある。

Natalia Chernysheva

ロシアのスヴェルドゥロフスク生まれ、ウラル州立大学美術・建築アカデミーにてグラフィックとアニメーションを専攻。いくつかのアニメーション作品において、アニメーター、キャラクター・デザイナー、美術として仕事もしている。『スノーフレーク』(2012)が監督としてのデビュー作。2012年から2014年にかけてフランスのラ・プードリエールで学び、『The Return』(2013)と卒業作品『トゥー・フレンズ』(2014)を制作した。

受賞理由

ウィットに富んだユーモア、そして、スウィートなイラストのスタイルとコントラストとなる驚くほどにダークなエッジに支えられたこの作品は、キャラクターを用いたストーリーテリングの卓越した例だと言えます。色・デザイン・音・編集…映画を作るためのあらゆる要素が、この監督が、創作のプロセスを洗練されたレベルで理解していることを示しています。

ベストミュージックアニメーション

Royal Blood “Out of the Black”

監督名 : David Wilson, Christy Karacas

2015年 / アメリカ,イギリス / 0:04:13 / Colonel Blimp

ウサギのコスチュームを着たエイリアンが、ガソリンスタンドを強襲する。

David Wilson, Christy Karacas

デヴィッド・ウィルソンは、6年間のロンドンでのキャリアを経て現在ではロサンゼルス在住のミュージック・ビデオ監督である。アニメーションと実写を交差させる手法で知られており、両者の組み合わせによってユニークなものを作り上げる。デイヴィッドはこれまでアークティック・モンキーズ、デヴィッド・ゲッタ、レディ・ガガ、メトロノミー、テイム・インパラといったアーティストと仕事をしており、アーケード・ファイアの「We Exist」用のビデオによってグラミー賞にノミネートされた。

クリスティ・カラカスはローズ・アイランド・スクール・オブ・デザインで映画とアニメーションを学んだ。彼の作品は、オタワやアヌシーといったアニメーション映画祭、MoMA PS1、ダイチ・プロジェクト、ギャラリー・ロイヤル、トリベッカ映画祭、MTVの「カートゥーン・スシ」、カートゥーン、ネットワーク、「プレイボーイ」誌、VICE誌などで取り上げられている。アダルト・スイムで放映の「スーパージェイル!」の共同制作者兼監督でもある。現在はニューヨークのブルックリン在住。

観光庁長官賞

ドント・ハグ・ミー・アイム・スケアード4

監督名 : Becky Solan and Joseph Pelling

2015年 / イギリス / 0:05:01 / BLINK INDUSTRIES

世界について、もっと学ぶ方法が沢山あればいいのに!人気シリーズ4作目。

Becky Solan and Joseph Pelling

メディア「It's Nice That」によって「スーパーデュオ」と呼ばれたベッキー&ジョーは、ベッキー・スローンとジョセフ・ペリングの二人組である。二人は世界によりたくさんの楽しさをもらたすことを使命として、手作りの冒険的なアプローチと不条理なユーモアのセンスで武装する。ベッキー&ジョーはニコロデオン、カートゥーン・ネットワーク、チャンネル4、BBC、セルフリッジズといった多彩なクライアントに対する仕事に加え、 『モンティ・パイソン ある嘘つきの物語〜グレアム・チャップマン自伝』の1エピソードの監督もしている。二人はともにオリジナルで新たな息吹のある作品を作ろうと試み、プラスティシーンやフェルトといった触覚的な素材とクラフト性にフォーカスした実験的な技術を通じて、そのカラフルな想像力に生命を吹き込もうとしている。

受賞理由

現実と仮想空間に翻弄される、実に魅力的なキャラクターたちと共にカオスな世界に加速する。中毒性ある作品です。

外務大臣賞

おじいちゃんの桜の木

監督名 : Olga and Tatiana Poliektova

2015年 / ロシア / 0:12:30 / Production center “ContArt” / Production center “ContArt”

少年が生と死についての見方を語る、映画による記憶の物語。一風変わった「じいじ」の物語でもある。「じいじ」は、木が呼吸する様子を聞き取ることができ、そして「誰かがその人を愛する限り、人は完全に死ぬことはない」ということを信じている。

Olga and Tatiana Poliektova

オリガ・ポリェクトワとタチアーナ・ポリェクトワは双子で、ロシア・サンクトペテルブルク生まれである。子供の頃から絵を描きはじめ、美術学校を卒業した。サンクトペテルブルクの映画テレビ大学のアニメーション&コンピューター・グラフィック学科を卒業したのち、二人組の監督兼アニメーターとして一緒に働き始めた。数年のあいだに二人は何本かの短編作品を完成、100以上の世界の映画祭で上映され、50を超える賞を受賞した。『Noise』は2012年5月のカンヌ映画祭(ショートコーナー)でプレミア上映され、6月のモスクワ国際映画祭でも流れた。2013年、TVE(環境のためのテレビ局)およびロンドンのブルームバーグ製作の『Quagga』を完成。クアラルンプール・エコフィルム映画祭(マレーシア)、エコトップフィルム2013(スロヴァキア)で受賞し、ロシアの最優秀作品50本(グローバル・ロシアン・ショーツ)にも選ばれた。2014年にはルカニア国際映画祭(イタリア・ピスティッチ)の審査員も担当した。ロシアの文化庁の支援で『おじいちゃんの桜の木』を完成。イタリア人作家のアンジェラ・ナネッティの本が原作である。(小峰書店より邦訳が出版。)

受賞理由

愛する限り、大切な人は別の物に変わってそばに居続けるという物語に、静かな勇気を感じます。

観客賞

World of Tomorrow

監督名 : Don Hertzfeldt

2015年 / アメリカ / 0:16:00 / Bitter Films

少女は、精神がぶっとぶような遠い未来の旅行へと連れていかれる。

Don Hertzfeldt

ドン・ハーツフェルト(1976年生まれ)はアカデミー賞ノミネート作家で、その作品は世界中の1000を超える映画祭等の会場で上映されている。1998年にカリフォルニア大学サンタバーバラ校の映画学科の在学中に『ああ愛というものは』(1995年)、『ジャンル』(1996年)、『リリーとジム』(1997年)、『ビリーの風船』(1998年)を制作。『ビリーの風船』は1998年のカンヌ映画祭にノミネートされた。それに続く『リジェクテッド』(2000年)は2001年のオスカーにノミネート。『人生の意味』(2005年)、『きっとすべて大丈夫』(2006年)、『あなたは私の誇り』(2008年)も多くの観客を惹きつけている。1995年以来、彼の作品は150を超える国際的な賞を受賞している。

キッズ賞

ステムズ

監督名 : Ainslie Henderson

2015年 / イギリス / 0:02:25

音楽を作る人形を作ってみる。

Ainslie Henderson

エインズリー・ヘンダーソンは脚本家・監督・アニメーターで、2012年、共同で脚本執筆を行った『The Making of Longbird』がBAFTA賞を受賞した。エインズリーの作品『I Am Tom Moody』は2014年のBAFTAにノミネート、これまで30を超える国際賞を受賞、そのなかにはエンカウンター映画祭での最優秀イギリス作品、オタワでの最優秀学生作品、アヌシーでの審査員特別賞が含まれている。コマ撮りアニメーションに対して特別に愛着を持つ彼は、現在、エジンバラにてフリーランスで仕事をしている。

ISHIYA賞

キューピッドのセレナーデ

監督名 : Jeca Martinez

2013年 / フィリピン / 0:03:45 / De La Salle-College of Saint Benilde

若いロマンスの神さまが初恋の相手と出会ったら? ミュージカルによるドタバタ騒動。『キューピッドのセレナーデ』は、ジェカ・マルチネスのベニルド大学メディアアート学科の卒業制作の2Dアニメーション。

Jeca Martinez

ジェシカ・”ジェカ”・マルチネスはフィリピン・マニラ出身のアニメーション作家・イラストレーター。喜びに満ちたアニメーション、イラスト、eカード、GIFアニメーションを通じて物語を語るのを愛する。ジェカは常にアーティスティックに育った。マンガを読むのでなければ、絵を書いたり物語を作ったり映像を作ったり…没頭できるものであればなんでも取り組んだ。(そして今でもそれは続いている!)ジェカは高校でフォトショップとフラッシュを使いはじめ、その作品は最近認知されはじめている。ナショナル・コンピューター・コンペティション・シンプル・アニメーション・コンテストでは第二位を獲得、「I Love Makati」のビデオコンテストには人形アニメーションを応募し次点。2010年のアニマへナション・アニメーション・フェスティバルではファイナリストに残った。そういった活動はベニルド大学での奨学金につながり、彼女はそこでマルチメディア・アート学科の学士号を優秀な成績で卒業した。ジェカは現在フリーランスのアニメーション作家・イラストレーターとして、ホールマークeカーズ、アンディーズ・キャンディーズ、アースベンチャーInc、アダプティブ・スタジオといった世界中の素晴らしいクライアントと共に働いている。彼女の作品はwww.jecamartinez.com で見ることができる。

受賞理由

クラシカルな歌にのせて、不器用な恋のキューピッドに私たちが恋をする楽しいミュージカル作品です。

サッポロビール賞

My Home

監督名 : Phuong Mai Nguyen

2015年 / フランス / 0:11:54 / Papy3D Productions / Papy3D Productions

ヒューゴの母親が家に戻ってきた。その翌日、ヒューゴが目を覚ますと、家中に黒い羽が散らばっているのを見つける。

Phuong Mai Nguyen

フン・マイ・グエンはベトナム・ホーチミン出身で15歳までその街に住んでいた。その後パリに移住し、エティエンヌ高校の応用芸術学科で学んだ。ゴブラン・レコール・リマージュではアニメーションを学び、卒業作品として"Un tour de manage"を共同監督。その後ヴァランスのラ・プードリエールで監督と脚本執筆を学び、"Hors d'usage、,"Mourir d'aimer"、"Un vrai petit génie"、"Point de fuite"といった作品を作った。現在ではパリ在住で様々なコマーシャル、TVシリーズ、短編作品に、美術・監督・アニメーターとして関わっている。

受賞理由

母を取り込み女性へと変化させる美しい黒い翼は、かつてない圧倒的な恍惚感を感じさせ、少年の揺れる想いが伝わります。

北海道コカ・コーラ賞

不夜城アンアミン

監督名 : 若井麻奈美

2015年 / 日本 / 0:03:58 / 株式会社オフィスオーガスタ/王朝音楽社

2011年結成、台北出身のボーカルMIN率いるエキゾチックポップバンド=アンアミンのミニアルバム「来来!!不夜城アンアミン」のタイトル曲のMVです。観光気分でなつかしい未来を歌う、東洋一のネオ歌謡と呼ばれる彼らの歌世界が、カラフルに描かれています。

若井麻奈美

1989生まれ。クリエイターズマネージメントFOGHORN所属。2010年に短編アニメーション「SANKAKU」で第16回学生CGコンテスト最優秀賞を受賞。2013年3月、「コーポにちにち草のくらし」が沖縄国際映画祭クリエーターズファクトリー特別賞、TBS DegiCon6 にて優秀賞、韓国のPISAFにて韓国漫画アニメーション学会長賞などを受賞。2014年、イオンエンターテインメントとROBOTが主催する「HAG」にてイオングループ賞受賞。2015年、朝日小学生新聞・大型絵本コーナーにて「給食室のおばけ」連載。ANIME SAKKA ZAKKAの共同主宰者を務め、現在は幅広く映像やイラストの制作を行っている。『ひとりぼっちのヒーロー』が2014年の新千歳空港国際アニメーション映画祭で外務大臣賞を受賞。

受賞理由

カラフルなチャイナタウンに飛び込んで、パンダと友達になれば全て大丈夫。この上なく元気が出る作品です。

よつ葉乳業賞

きつね憑き

監督名 : 佐藤 美代

2015年 / 日本 / 0:07:38 / 東京藝術大学大学院映像研究科

ある村のお祭りの夜。幼い少年、文六(ぶんろく)は友達と遊びに出かけ、道の途中に寄った下駄屋で、狐にまつわる古い迷信を知ってしまう。

佐藤 美代

1989年愛知県名古屋市生まれ。2011年名古屋芸術大学デザイン学部卒業。2015年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。

受賞理由

砂の影絵が、狐の古い迷信が作品全体を漂う幻想的な雰囲気を際立たせ、いつまでも心に残り続ける物語です。

ロイズ賞

りんごごりんご〜おかえりわたし〜

監督名 : 田島 かおり

2014年 / 日本 / 0:06:00

ケンカした勢いで、かおりちゃんのほっぺから飛び出したりんごたち。同じ境遇の元ソバカスのゴマーズ、元鼻のにんにく君と出会い…?案外壮大、意外とホロリな冒険物語。

田島 かおり

1991年埼玉県生まれ、群馬県育ち。2014年3月多摩美術大学情報デザイン学科卒業。

受賞理由

コンプレックスが自分らしさへ向かうチャーミングな物語が、見るものに元気と微笑みをもたらします。

協賛 :
  • 石屋製菓(株)
  • サッポロビール(株)
  • 東日本電信電話(株)
  • (株)北洋銀行
  • (株)北海道銀行
  • 北海道空港(株)
  • 北海道コカ・コーラボトリング(株)
  • (株)マテック
  • よつ葉乳業(株)
  • (株)ロイズコンフェクト
特別協力:
  • JAL
  • ANA
  • AIRDO
  • SKYMARK
主催:
新千歳空港国際アニメーション映画祭実行委員会
後援:
総務省 / 外務省 / 経済産業省 / 観光庁 / 東京航空局 / 北海道運輸局 / 日本政府観光局(JNTO) / 北海道 / 千歳市 / 日本アニメーション協会 / 日本アニメーション学会 / 日本動画協会 / 映画産業団体連合会 / 北海道新聞社 / NHK札幌放送局 / 北海道放送 / 札幌テレビ放送 / 北海道テレビ放送 / 北海道文化放送 / テレビ北海道 / エフエム北海道 / エフエム・ノースウェーブ / STVラジオ(順不同)
Chitose Hokkaido, JAPAN

新千歳空港国際アニメーション映画祭

事務局
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